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広い範囲をひと押しで選ぶ(選択・範囲)

下や右へ大きく選ぶ・座標や書式を取り出す・表をまとめる、選択まわりの道具箱

これは何?

セルの「選択」にまつわる作業を、まとめて速くするグループです。今いるセルから下や右へ大きく範囲を広げたり、選んだ範囲の位置や書式を取り出したり、選択した表を1つにまとめたりできます。マウスで延々とドラッグする手間や、範囲の端まで探して選ぶ手間を減らすのがねらいです。

何がうれしい?

大きな範囲を一発で選べる何百行・何千行もドラッグやスクロールで追わずに、14(下方向)や 69(右方向)で今いるセルから一気に選択できます。行数・列数が最初から決まっているので、ドラッグの止め所を探す必要がありません。
選んだ範囲を「情報」として取り出せる選択した範囲の位置(どのセルか)や、そこにある値・書式を、コピーして別の場所やAI(人工知能)との対話に貼り付けられます。人に「どこのセルか」を正確に伝えたいときに手打ちが要りません。
バラバラの表を1つにまとめられる黄色で塗った複数のかたまりを、新しいシートに縦につないだ1つの表として書き出せます(Excel 365 以降が必要)。手作業でのコピー&貼り付けの繰り返しを1回の操作に置き換えます。
見づらいセルを整えられる文字列書式最適化なら、選んだ範囲を折り返し表示・上寄せに整え、中央寄せと左寄せをその都度切り替えられます。読みにくい表を1操作で見やすくできます。
下方向・右方向の選択は、選んだセルが1つの列(または1つの行)を基点に、そこから帯状に広がります。空のシートなど広げる先にデータが無い場合は、今のセルのままで止まるので安全です。

使ってみる(はじめの一歩)

  1. F1 を押してメニューを開き、続けて c を押すと、この「選択・範囲」の一覧が出ます。
  2. まずは範囲を広げたいセルを1つ選んだ状態で 1(1000行下まで選択)を試すと、そこから下へ帯状に選ばれます。行数を変えたいときは 234 に置き換えます。
  3. 右方向に広げたいときは同じ要領で 69 を使います。
  4. 選んだ範囲の位置を人に伝えたいときは R(選択範囲のセル座標取得)で、その座標がコピーされます。あとは貼り付けるだけです。
思っていた範囲と違ったら ESC で一つ前の画面に戻れます。選び直しは何度でもやり直せるので、気軽に試してください。

16 個の機能(F1c

この一覧の各行は、頭の文字キー(例: 1C)を押すとその場で実行されます。上から順に、下方向の選択・右方向の選択・取り出し系・整え系が並んでいます。
キー機能何をする
11000行下まで選択今いるセルから真下へ1000行ぶんを一気に選びます。長い一覧の頭でこれを押せば、ドラッグせずに大きな範囲を選択できます。
25000行下まで選択同じく真下へ5000行ぶんを選びます。1000行では足りない、より長いデータのときに使います。
310,000行下まで選択真下へ1万行ぶんを選びます。かなり行数の多い一覧をまとめて選びたいときに。
4最終行まで選択今いるセルから、そのシートで使われている一番下の行まで選びます。行数がわからなくても端まで届きます。
610列右まで選択今いるセルから右へ10列ぶんを選びます。横に並んだ項目を、止め所を探さずに選択できます。
750列右まで選択右へ50列ぶんを選びます。10列では足りない、横に広い表のときに。
8100列右まで選択右へ100列ぶんを選びます。列数の多い横長の表をまとめて選びたいときに。
9最終列まで選択今いるセルから、そのシートで使われている一番右の列まで選びます。列数がわからなくても端まで届きます。
CAI連携DeepCopy選んだ範囲について、シート名・(表なら)テーブル名と見出し・各セルの位置・見えている値・入っている数式をひとまとめにコピーします。表の中身をそのままAI(人工知能)との対話に貼り付けて相談したいときに便利です。
R選択範囲のセル座標取得選んだセルの位置(A1 のような座標)を、行ごと・列ごとに整理してコピーします。「どのセルか」を正確に人へ伝えたいときに手打ちが要りません。コピー後に確認のメッセージが出ます。
VVSTACK容易化黄色で塗った複数のかたまりを、新しいシートに縦につないだ1つの表として書き出します(Excel 365 以降が必要)。見出しの範囲を選ぶよう促され、まとめ終わると元の黄色は緑に変わります。
F書式表示今いるセルの書式(表示形式・フォント・色・入っている数式や値、表ならそのスタイル名)を書き出す、上級者向けの確認機能です。結果は通常の画面ではなく、開発者向けの出力先に表示されます。
G条件付き書式Excel 標準の「条件付き書式」の設定画面をすぐに開きます。メニューをたどらずに、条件で色を付ける設定へまっすぐ進めます。
U使用範囲確認今のシートで実際に使われているセル範囲(どこからどこまで)を書き出す、上級者向けの確認機能です。結果は通常の画面ではなく、開発者向けの出力先に表示されます。
T文字列書式最適化選んだ範囲を折り返し表示・上寄せ・読みやすいフォントに整え、中央寄せと左寄せをその都度切り替えます。詰まって見づらいセルを1操作で見やすくできます(行全体・列全体を選んだときは動作を止めます)。
Aセルに名前定義選んだ1つのセルに、わかりやすい「名前」を付けます(そのシート内で使えます)。近くの見出しから名前の候補を自動で用意してくれるので、数式でセルを名前で呼び出したいときに便利です。
機能名の言葉(例:「haba」「file」など)を F1 の検索窓に打っても同じ機能にたどり着けます。
下方向・右方向の選択は、選び直しても元データを変えません。まずは適当なセルで 16 を押して、選ばれ方の感触をつかむのがおすすめです。

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